「ネイルカラーはどうして見えるの?」と考えたことはありますか?
色が見える仕組みを知ると、デスクライト選びやお客様への色提案への心構えが変わってきます。
色も見るために必要な光・物体・視覚
色を見るために必要な要素。それは光・物体・視覚の三つです。
真っ暗闇だと色を感じることができず、物体が無いと色そのものが存在しません。そして目を閉じると色を感じません。どれも当たり前のことのように思われますが、この三要素を知り整えることでサロン環境も改善されていきます。
光=デスクライト
ネイルサロンでの光とは店内照明やデスクライトがそれにあたります。
店内に照らされた光の雰囲気で暖かみをおびた雰囲気になったり、スッキリした印象をあたえたりサロンコンセプトへ影響を与えます。
また作業スペースでもあるデスクライトの色光でネイルカラーやお客様の手元の見え方も変化します。
ネイルカラーが正確な色みでみえなかったり、違った印象を与えてしまうことになるので、お客様が帰宅後に手元をみてガッカリ…なんてことを引き起こすかもしれません。
苦情を減らすためにデスクライトは正しく選ぶ必要があります。
物=ネイルカラー
とても当たりませのことかもしれませんが、対象になる色が無いと無色となります。
ネイルテーブルは色を確認するベースとなるためモノトーンがおすすめです。
視覚=お客様・ネイリスト
光に照らされたネイルカラーが視覚に飛び込んできます。そしてその光をキャッチした神経が脳へ伝達。その伝達された信号が脳で「〇〇色」と判断するわけです。
光をキャッチする視覚や神経、そして脳にも個人差があります。ある色から感じる個性は様々です。
それは今までの経験だったり、好みだったりさまざまな感情があります。
ネイルを施し生活するのはお客様です。お客様が納得して頂ける色を提案することで信頼がうまれ、お客様に選ばれるネイリストになりたいですね。
まとめ
ネイルサロンでは店内照明・デスクライト、ネイルテーブル、お客様の視覚を意識することが選ばれるネイリストになるポイントです。
またお客様が快適に過ごせる環境は、目の疲れも軽減され、苦情が減りネイリストにとっても快適なはず。まずは光から見直してみませんか?
ネイル 色彩 山本あき
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